インサイト 2017-02-07

新しいお買いモノのカタチ「SCreen SHOP」はじめました:福島 江里奈

テクノロジーで買い物はどう変わる?

PCサイトに比べて、CVR(買い上げ率)が低くなりがちなスマートフォンサイト。消費市場に対して売り場面積が大きくなりすぎて、坪効率が劇的に悪化しているショッピングセンター。この先、買い物はどのように変わっていくべきなのでしょうか。

下のグラフはショッピングセンターの総面積とテナント数の推移(上)と、既存ショッピングセンターの売上推移(下)です。年々面積とテナント数は増えていますが、売上は年々下落しています。

インサイト20170207

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また、スマートフォンの普及により、いつでもどこでも買い物ができる環境が整ってきてはいますが、実店舗で得られる情報量とあの手のひらサイズの画面から得られる情報量にはかなりのギャップがあると思います。

例えばファッションの場合、実際に手に取ったときの素材感、試着したときの着回しイメージ、店員からのアドバイスなどのリアルな情報が実は購入を決意する最後の一押しになることが多いです。

ネット上からリアルな行動に促すO2O(online to offline)や、販売チャネルや流通チャネルを統合するオムニチャネルがトレンドですが、どちらも最終的なゴールは顧客を購買まで導き満足していただくことです。
いずれも人がモノを買う決め手となる情報を、求めるタイミングで提供して、買い物に対する心理的、物理的障害をいかに取り除けるかが重要です。そこに最新技術が用いられています。

以下では、オンラインショッピングと実店舗の間の位置するデジタルサイネージの導入事例を海外を中心にいくつか紹介していきます。

高画質大画面でスタイリングが見えるディスプレイ

こちらはユニクロの事例ですが、こうやってスタイリングを見せることで、コーディネートの幅を提案することができます。アイテム自体はシンプルだけど、組み合わせ方次第で個性を出せることがイメージできます。

実際に試着したように見える3D試着

素材感はリアルではないですが、デザインとカラーの組み合わせは十分イメージできます。3Dなので、横からのスタイリングも見ることができます。キネクトを用いているので、ディスプレイに手を触れることなく操作できることも魅力的です。

まだ買わせる気?!ショッピングモールの誘導型ディスプレイ

ショッピングモールで既に買い物を終えた人に対して、購入した商品に合う商品を表示して、それを扱っている店舗に誘導する販促ディスプレイです。実店舗での高精度なレコメンドを可能にしています。

色もデザインも自由自在に組み合わせられるインタラクティブ試着

PUMAの原宿店で実際に設置されていた着せ替えディスプレイです。ユーザーの写真を撮ってそれに合わせて服のサイズを調整することができます。デザインとカラーのバリエーションを無限に試すことができ、気に入ったものはプリントアウトすることができます。

店内検索だけじゃない。SNS情報からも商品が探せるディスプレイ

ベルギーのシューズショップ。広い店内のどこにどの靴があるか、どんな商品が入荷しているか検索ができるディスプレイになっている。そのほかにも、TwitterやInstagramに上がっている商品を検索することができます。

いかがでしょうか?すでに実現しているもの、していないものありますが、近い将来買い物方法の選択肢にデジタルサイネージが入ってくることは間違いないでしょう。デジタルサイネージでは実店舗での提案に近いインタラクティブな関わり方ができます。これはスマートフォンにはない接客力です。また、実店舗のように、広い店内から商品を探してきて試着するという煩わしさも軽減され、より気軽にコーディネートを楽しむことができるのではないでしょうか。

私たちもデジタルサイネージショップを開発しました。

題して、「SCreen SHOP」です。

SCreen SHOPを導入すると、実店舗に低コストで高画質大画面のサイネージショップをオープンさせることができます。例えば、人通りの多い駅ナカや、待ち時間の多い多い空港のターミナルなど、今まで出店できなかった小さいスペースにたった3坪から出店が可能です。また、重くて家まで持って帰るのが大変な酒類や、インテリア雑貨などをその場で買って家まで配送することも可能です。置く場所と売るものの組み合わせ次第でどんな店舗に対応可能です。これがシンクエージェントが提案する新しいお買いモノのカタチです。

詳しい情報とお問い合わせはこちらをご覧ください。

オムニチャネル推進チーム
アソシエイト・コンサルタント

福島 江里奈

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